注意:今晩のオカズはありません!
ちょっと真面目に考えるので。
近年、中学生からのセックス(性交渉とすべきかもしれないが、わかりやすくセックスで)が問題になってますよね。
高校では普通科など進学系を除く科の高校生の5割近くがセックス経験済みみたいです。
7割だったかな?ちょっと覚えてないです。すいません。
この手の調査は質問次第で解答が変わるのであんまりアテにはできませんがね。
それでも沢山の中学生・高校生がセックスを経験している事は事実です。
僕もね、教育実習(中学校)の時、掃除時間に階段の踊り場で女子が二人で
立ちバックの真似事してた時には開いた口が塞がりませんでした。
もう本当に、ぽか~ん って感じ。
おっと、脱線しそうになった。
今回は要するに性感染症の広がり、特にエイズの危険について書きたい。
エイズについては色んなとこで知る機会があったと思う。
エイズとは、HIVウィルス感染者が免疫力の低下によって様々な感染症を引き起こす病気です。
HIVウィルスは免疫細胞に指示を出す細胞(CD4)を支配し、増殖。この間が潜伏期間。
指示を受けない免疫細胞は全く機能しなくなります。
いつもは免疫細胞によって発症を免れていたような病気が次々と出てくるんです。
苦しみは想像を絶するでしょうね。
直らない病気として50年くらい苦しめられていたが、最近「抗レトロウィルス」などの薬で助かったりします。実は必ず死ぬ病気ではありません。
薬は一生飲まないといけないし、副作用もひどいらしいんだけどね。
で、何が問題かというと、免疫細胞は血液とか精液・膣液に含まれる事。
要するにHIVウィルスは血液や精液などの内分泌液から感染するって事です。
噛み砕いて言うと
ヤれば感染(うつ)るっつー事。
他にもほがしたてのボディーピアス穴やタトゥーの傷跡からも感染する事があるそうです。
防ぐ手段としてはもちろん
コンドームですね。
とにかく感染者の液が自分の体内に入らなければOK。オールグリーン。
ミクロ化して言うと、相手のCD4に棲んでるHIVウィルスがこっちのCD4に移らなければOK。
余計にわからんかw
・・・前置き長すぎた。
そこで中学生問題。
人によっては「エイズになるのってコンドームしないからいけないんよ」「自己責任じゃん」というかもしれません。
いやね・・・
中学校ではコンドームの付け方は教えない!のですよ。
実は僕の世代はコンドームの付け方を教える教科書があったんですけどね。
「ラブ&ボディ」っていう教科書覚えてませんか?1ページ目がコンドームの付け方だった衝撃的な教科書。
↑これ訂正。まず教科書じゃないし、僕が義務教育時代のものではなかったです。
ともかく、この教科書が大反発を受けて以来、中学校での性教育は止まっています。
「教えればいいじゃん」って人もよく考えてみて。
ほぼ全ての自治体では条例などで中学生に対するセックスは禁止しています。
あのエンコーブームの時にね。それで問題が。
ヤっちゃいけないのに、ヤり方を教えるわけにはいけない。こういう事なんですよね。
だから、中学生にとってはコンドーム=避妊道具なんです。
ヤるなと教えるのも苦労します。
セックスをするなと教えると「セックスってなぁに?」となる。結局は教える事に。
その前に友達同士で伝わってしまいますが。あと今はネットか。
あとは好奇心・欲望との勝負になってしまいます。
題名に対する答えは大体の人が出ているでしょう。
「許されはしない。性感染症のためにも、公序良俗のためにもね。」
しかし、社会の体制、教育は許してしまっている。
どうやったら解決するもんか。中々難しいものです。
*追記*
上記の記述は僕個人の記憶に基づくもので、国の政策等に誤認がある可能性があります。
かなりアヤフヤな記憶を基に記事にしてごめんなさい。
ご利用は計画的に。
エイズ繋がりで。
皆さんは「HIVウィルス感染者数が全人口の40%、という国がある」と聞いても信じられますか?
実はあるんです。
ボツワナという国が。
他にも、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国はほとんどの国で20%超えます。
ボツワナ38.8%、ジンバブエ33.7%、南アフリカ共和国でさえ20.1%(『世界全図』より)。
これらの国ではエイズが悪循環しています。
医療器具の使い回しによる血液感染。売春・レイプによる性感染。
戦争、内乱、貧困、干ばつ。これらのせいでエイズが流行してます。
エイズを流行らせている組織もいるそうです。国家転覆を狙って。
感染者に売春させたり、感染している血液が付いた注射針を売ったりね。
エイズが政争の具として扱われているサハラ以南の国。
どうにかしたいですね。
ちなみに日本は
HIV感染者数は増えています。先進国では日本だけかな。
若年層のHIVを含む性感染者数がかなり増えてるのも原因の一つ。
今の日本は先進国で一番エロイのかもしれません┐('~`;)┌
アフリカのエイズについては
ユネスコ白書が詳しいです。
特にエイズ孤児についてかなりのページをさいて解説しています。
ユネスコ白書は基本的に無料でもらえます。分厚い本ですが。
最寄のユネスコ協会にいくのが一番かな。あとは
HPから。
寄付はしたいんだが、なんていうか寄付のシステムについての倫理観がなかなか定まらないのでしません。
(3年ぶり追記。ユネスコ協会はちょっと間違っていた可能性がw社団法人でした。なんていうか、
こっちの方が正式なユネスコの機関。)
珍しく真面目に書いてしまった。
実は今日中にレポート書き上げなくちゃいけないんですけどね。
全然関係ないやつ。
早く頭を歴史にきりかえなければ・・・。
って事で、明日は鹿児島(日帰り)です。