「はい、とーさん。ここに押して」
「お父さん、この印鑑ですよ」
「うむ、うむ。」
「おとーさんズレたりしないようにね、ヅラだけにw」
「こら!あんたはだまってなさい!」
「2人ともだまっとれーーーぃ!!」
『はぃ・・・』
「これで、よし・・・と」
「どうもご苦労様でした。」
「おじいちゃん疲れたですか?」
「やったわね、あなた!」
「にゃー」
波平「うむ、わしもやっと肩の荷がおりた。あとはしっかり頼むぞ、マスオ君」
ワカメ「頑張って、マスオさん!」
タラ「パパしっかりですー」
カツオ「マスオさん、ちょっと頼りないけど期待しているよ」
サザエ「こらカツオ!」
波平「2人ともやめんか」
フネ「そうですよ。おめでたい時なんですから」
マスオ「・・・・・・ククッ」
タラ「パパどうしたですか?」
タマ「にゃー」
マスオ「プ・・・プフ・・・フハハハハハハ」
サザエ「どうしたのよ突然」
ワカメ「なに、なに?」
マスオ「フハハハハハハハッハハハ!!」
タマ「にゃーー!」
波平「一体どうしたんだねマスオ君」
マスオ「見て分かりませんか?お義父さん。これが笑わずにいられるわけないでしょうw」
波平「何のことだね」
マスオ「この時・・・この時を待っていたのですよ、お義父さん。僕はこれで一番の存在となった。これまでにどれほど耐え忍んできたか。もう誰にも邪魔はされない!」
フネ「マスオさん・・・」
サザエ「あなた・・・」
タラ「パパいつもと違うですぅー」
マスオ「黙っとけお前達。僕は家長だぞ?この家も庭も全て僕のものだ。みんなひざまづけ。そして一番の存在である家長の僕を崇めるんだwww」
カツオ「マスオにーさんどうしたんだよぅ。いつものマスオさんに戻ってよぅ」
ワカメ「ど、どうしよう@@@」
波平「ふん、化けの面をはがしたか。まさか野心家だったとはな」
マスオ「そうですよ、お義父さんwさあ、早くひざまづいてもらいましょうか、お義父さん、いや波平ぃぃ~!」
フネ「お父さん・・・」
サザエ「あなたー、とうさーん(泣」
波平「
はっはっはっはっはっ」
マスオ「何がおかしいんですか」
波平「お前もとんだ男だな。勘違いしているようだ。いいか、よく聞け。
わしを家と土地だけの男だと思ったら大間違いだぞ。お前のような雑魚にすくわれる足なぞ持っておらんわ」
マスオ「波平!貴様!!」
波平「ふん、せいぜい今のうちに天狗になっておくんだな」
タマ「にゃ~」
~続く~